電話終わった?
うん、会ったけど、人が居るなら言ってよー、びっくりしちゃったじゃん
(孝幸さんの腕を触りながら、甘えた声で文句を言って)
うん、ゆっくりしてくけど
(もう一人の男性、仁さんて言うんだなんて思いつつ、孝幸さんの言葉に笑顔になる)
え?早くって、だってまだ…
(チラッと後ろを振り向くと、いつの間にか仁さんがすぐ近くに立っていて)

や、あの…、え
(仁さんと孝幸さんの顔を交互に見上げる)
そんな、こと…、しまくってなんて、…さ、3Pって、それは冗談で…
あ、待ってっ
(攻め立てるような仁さんの質問に動揺してると、背後からコートを脱がされてしまう)
きゃっ…、あっ、え?
(二人の視線が突き刺さり、助けを求めるように孝幸さんの腕にしがみつく)