私にだけじゃないって、知ってるから
岳さんて、女子社員から人気あるんですよ、昔ばなしじゃなくて、今も
あの人もそんなこと言ってたし
(自惚れてしまわないように、相手の言葉を否定して)

一緒に居たいか…
(岳さんの言葉を小さく呟く)
もうお互いそんな気持ち無くなってしまったのかも
(目が合うと少しだけ笑って、炭酸に口をつける)
ん?
(手を取られて慌ててテーブルにボトルを置いて)

ベッドが、あり、…ますね
(意図が読めなくて、混乱したまま寝かされてしまう)
(無邪気にホテルに着いていくほど子供ではなく、少しの覚悟もあったけど実際にこの場面がくると動揺して、なにも言えずになり)