(真夜中の静まり返った街、人気のない公園のベンチにヒーラーの服を着た女の子が座っている。
虚ろな瞳で虚空を見つめていたが、ふと驚いたように立ち上がる)
……あ、れ?
ここ、どこ……?
(あたりを見渡すが人の気配がなく、ただ満月だけが明るい。
ここがどこなのか思い出せず……どころか、自分の名前すら思い出せないことに気付き、一気に瞳に涙が溢れる。
首にかかったネックレスのプレートにIvyという文字があるが、ネックレスというよりは首輪のようにも見える)
…………ど、どうしよう……。






男性を募集します。
こちらは記憶喪失の女の子です。
記憶喪失ゆえ精神が不安定で、あなたの魔力に影響されてお人形のように命令を聞いてしまいます。
もともと恋人同士だったと嘘を吹き込むとか、こちらの師匠への腹いせに誘拐するとかしてください。