完全自殺マニュアルによると、苦痛の少ない自殺方法は首吊りだということで、首吊り自殺にとても強いあこがれを感じるようになりました。
物干し竿を使って、自殺の練習をしてみたりしました。しかし、練習は練習、とても死に至る気がしません。
足の付く範囲で首に縄をかけて、体重をかけて自殺のシミュレーションをしていたのですが、首に痣がついて痛いだけで全く死ぬ気配がありませんでした。そのうち、OD(オーバードーズ)を覚えました。
ODは死に至る確率はとても低いのですが、「死ぬかもしれない」という気分を味わうためには、最も手軽な方法でした。
病院で処方される薬を一気に飲むのも良かったのですが、頭痛薬を大量に飲むのが最も手軽で、よくやっていたODでした。
処方薬でODをしたくても、処方される数には限度があるので、ODには向いていなかったのです。頭痛薬を10箱くらい買ってきて、飲めるだけ飲みます。飲みすぎると吐き戻しがあるので、胃薬もたくさん飲みます。
10箱買ってきても、飲めるのはせいぜい5箱分くらいでしょうか。気持ち悪くなってそれ以上は飲めなくなるのです。