最初は高学年女子限定の行為だったと推測されますが、やがて、バスタオル巻きの年齢層が前後に拡大していきます。
低学年女子は、家族に姉がいる場合、夏休みのプール等で影響を受けて、真似るようになるでしょうし、同じ女子が学校で同じ着替え方をすることで、今度はクラス中にも広まります。
また、中学校の場合は当時から男女別着替えだったと思われますが、その場合においても、発育著しい時期でありますから、同性同士であれども、タオルで隠して着替える意識が生まれるのは極めて自然の成り行きと思われます。
これは、男子においても同様であり、皆さんの中学校でのプール着替えを思い出して頂ければ容易に理解して貰えるはずです。
その頃から同時進行で起こった家庭風呂の増加もまた、人前で容易く全裸になることに慣れない、好まれない心理状態に影響を与えた一因でありましょう。