(*^ー゚)ホリデーはオキニと海外へ…(゚ー^*)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
先日、女3人でイギリスに旅行に行ったんです。
カフェでお茶していたら、身長150cmくらいの眼鏡をかけた日本人女性が
男性客にしきりに話しかけていました。でも英語が全然通じてない様子で
その男性客が近くにいた私達に通訳を求めてきたのです。
眼鏡の日本人女性は「その男性客にロンドンを案内して欲しい」と言いました。
私たちは「えっ?なんで見ず知らずの人に???」って感じだったんですけど
とりあえず男性客にそう伝えました。でもその男性は彼女のほうを見向きもせず
「言葉もわからないのに話しかけてくる日本人には腹が立っている。
俺は英語の練習台じゃない。それにあの眼鏡は頭がおかしいのか」と。。。
眼鏡女性にどう伝えたらいいか迷ったのですがとりあえず
「あの男の人は眼鏡をかけた人はあまり好きじゃみたいだから」と言うと
口を膨らませた怒ったような顔をしてカフェから出ていきました。
(・・・続く・・・) 次の日にクラブにいったらその日本人女性と偶然会ったんです。
「安いツアーがあったので遊びに来たんですよ」と話すと
「え?ツアーなんか使ってるんですか。私はいつも自分で航空券を手配してますよ」
と勝ち誇ったほうに言いました。
昨日の出来事が効いてかその日はコンタクトのようでしたが、
強度近視特有の細い目で話す姿が印象に残っています。
そしてその女性は懲りずにまた男性客に声をかけはじめました。
通じない英語で自分勝手に話す姿に周りの客は顔をしかめていたのですが、
ある男性グループが「日本の売春婦さん、あなたの商売の景気はどうですか?」
と声をかけました。 でも彼女はニコニコして「はい、私は日本人です」
なんて言っています。 その時は無視しようと思ったのですが仲間の男性が
「お前、このチビのハーフマンとできるのか?こいつ目が糸でできてるよ。
もしできたらお前は変態だよ。」と言ったのです。
ハーフマン?・・・半人間?私は耳を疑いました。たまりかねて彼女に日本語で
「あなたは差別されてるからもう話をしないほうがいいですよ」と忠告しました。
返ってきた答えは「イギリスには差別なんかありません。
どうしてそういうネガティブな考え方しかできないんですか?」でした。。。
私の友達がもう店を出ようと目で合図を送っていました。
私達は同じ日本人女性として顔から火が出る程恥ずかしい思いで店を後にしました。
(・・・続く・・・)
帰国してからは仕事に追われて眼鏡女性のことなどすっかり忘れていました。
私は貿易関係の会社に勤めているのですが、同僚が結婚退職したために私の仕事量が増えすぎていたのです。
課長に人を増やすようにお願いしていたところ、「まともそうな派遣が見つかった」とスキルシートを渡されました。シートには
「海外ボランティア経験あり、イギリスでのホームステイで国際感覚を養いました」
とあったので、 私は仕事が楽になりたい一心で課長に早く契約してくれるようお願いしました。
数日後・・・、課長が連れてきたスタッフはなんと、偶然にもロンドンのあの眼鏡女性だったのです。
「キミたち知り合いだったのか?」と驚く課長に彼女は「ロンドンでのホームステイ中に友達になったんですよ」
と説明しました。私は、えっ?友達?外国でちょっと話しただけでもう友達なの?、と思ったものの口には出せず、
「えっ?あ、ホームステイだったんですか、でも時期的にかなり半端ですよね、どの位ホームステイしてたんですか」と言うのがやっとでした。すると彼女は「10日間ですね」
と答えました。えっ?10日間?私は耳を疑いました。
10日間って・・・まさか・・・ホームステイ体験ツアー・・・???驚く私をさえぎり、課長が
「そうですか、では海外ボランティアはどの位やられてたんですか」聞きました。
彼女の答えは、「2回行きましたが合計で3週間位ですよ」でした。
課長の顔がみるみる青ざめていくのがわかりました。
3週間って・・・まさか・・・ボランティア体験ツアー・・・???
もう彼女との契約は済んでいるのです。
(・・・続く・・・)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています