>>122
個人的に岩波の全6巻文庫。

現代語訳では田辺聖子訳が好きだけど、
これは本当に人それぞれに向きがあると思う。
デスマス調に違和感があるとか、源氏の台詞が変とか色々。

ちょっとスレ違いだけど、
先頃みまかられた氷室さんが「ざ・ちぇんじ!」の文庫の後書きで構想していた
ピカレスクロマンな源氏物語が読んでみたかったな…
以下抜粋↓

「帝の御子として生まれながら、身分の低かった母は政治権力闘争に巻き込まれて毒殺され、
自分も有力な後見がいないばかりに臣下に下ろされた絶世の美貌の持ち主・源氏の君が
その美貌と才知だけを武器に次々と貴族の姫君をだましてのし上がり、
義母や義理の兄の帝までも手玉にとって復習してゆくなんて、考えただけでゾクゾクするけれど(略)」

この源氏は攻だな。