428だけど、用語が気にさわったらすまない。当時の状況を手軽に言える語が
現代語に無いのでどうしてもああいう言い方になっちまったんだ
明石の君は彼女自身が「妻ではない格下の女」として振る舞ってるから、立場を言い表すのがどうにも難しい

しかし当時の男女の結びつきの範囲は確かに現代より広いけど
同じ「上」でも第一妻と第二妻では格段に(主に子供の扱いで)差があったりするし
男が尊貴な場合、明らかに身分差のある女性は子供産んでも妻扱いはされなかったり
召人はどこまでも召人扱いだったり
現代の人の「一夫多妻・恋愛」のイメージよりむしろシビアなとこはシビアな気がするがどうだろう

匂宮は攻だとずっと思ってたんだが、最近源氏を読み返したら
どうにも行動がいびつなかわいらしさに満ちていて受にしか見えなくなってきた
相手は薫だと思うんだけど、どっちがどっちなのか悩むところだ