魂生贄(英訳)というゲームがなかなかよかった。
(ネタバレ注意)

恋人同士で相棒だった魔法使いの男女の男のほうが、
ある日突然違う名前を名乗って記憶もおかしくなり、
女性の元から消えてしまった。男はもう女のことを覚えていなかった。
(魔法使いは他人の魂を吸収するので認識がおかしくなったり精神を病み、魔物化することがままある)

女は寂しさから分身を作ったが、その子(女)は出生に殺意を抱いて消えてしまい、
ある人物(主人公ではないが混乱するので主人公と書く)の相棒になって
魔法使いの試験に臨み、主人公に敗北したため掟によって魂を吸収された。

やがて主人公は彼女の殺意に精神を蝕まれながらも男と相棒になり、
寂しさのあまりヤンデレ化して心中を図ろうとする女の尾行を二人は受ける。
主人公と男はやがて彼女も殺して魂を吸収するんだが・・・。
崩壊寸前だった主人公の精神は元相棒女子の殺意の対象である女を殺すことで落ち着いたんだが、
男は女の記憶で病んでしまい、皮肉にも世界を破滅させるほどの怪物になってしまった。
(女は男の精神が壊れないように最期の瞬間まで祈っていた)

主人公は「魔物になりそうだった自分のそばにずっといてくれたんだから自分も彼を一人にはさせない」
と男を殺して自分も死ぬことを決断する。心中とはっきり明言する。

最近のゲームは恐ろしいな・・・。