親同士の約束で子供の時に婚約した女Bと男C、しかし戦争の混乱で約束はうやむやになってしまう
男Cが行方の分からなかった女Bをやっと探し当てて改めて求婚すると、女Bはもう恋人（男A）がいると言う
女B・その場にいた男Aと激しい口論になる男Cだが、男Aに追い払われて結局退散
数年後、女Cはまた起こった戦争の混乱のせいで男Aと離れ離れになってしまっていた
一方平民から軍の高官にまで出世した男C
執念深く女Bを探し出し、引き連れてきた部下たちを一旦下がらせて女Bに結婚を迫る
女Bは男Aとの間に生まれた子供を見せ、「結婚は出来ない、男Aを待っているから」と断る
逆上して子供を手に掛けようとする男C、女Bは男Aにもらった拳銃を男Cに向ける
「俺を撃つのか？撃てるものなら撃ってみろ！」と挑発して女Bに近づく男Cに女Bは発砲
男Cは息を引き取るまで女Bだけを見つめ、女Bは男Cを撃ってしまったことに動揺するが、子供を抱えて逃げる
問題は銃声を聞いてこのすぐ後に男Cに駆け寄る男Cの側近、男D
女Bの姿はまだ見えているのに、倒れた男Cにすがり付いて見開いていた目を閉じさせる
そして他の部下たちに「追え！子供を抱いた女だ！」と指示を出す
観たときには「ああ、あの男Cも部下には割と慕われてたのね」と思っただけだったんだが
他の人の感想を見ていたらこのシーンに注目している人が結構多かったようでつい触発された
男A×女B←男Cの部分が強ければ強いほど男Dのどうしようもなさが際立って不憫萌える
せっかく偉くなって帰ってきたのに女Bに見向きもされなかった男Cにも萌える
男Dは女Bしか見てない男Cの側で何を思っていたんだろうか…