アンダーグラウンドホテル last dinner
本編もすごかったけど、これが一番すごかった。
読むのが辛くて苦しかった。
語彙の少ない自分では、感想がうまく書けない。
元刑務所所長と囚人。
今は囚人同士。
隣の部屋で、壁越しの会話だけ。
触れられるのは手先のみ(見つからなければ)。
布越しのキスを一度。
死刑執行前日に一度だけの交わり。
自分の尊厳を守るために死刑を受け入れる受け。
彼の尊厳を守るために口を閉じる攻め。
受けの愛のこもった別れ際の嘘、
あえて騙されて生きていく受け。
本編がハードだけど熱々甘々だったので余計に苦しい。
BLを越えてた。