神父さま、告悔を…
私は先程嘘をつきました。
「私の脳内のシャル亀はまだ手も繋いだことがない」
嘘です。
…いえ、あの、嘘というと語弊がありまして、それとは別立ての妄想もしちゃってるのです。
がっつり一線飛び越えてるシャル亀を。
シャルを憎からず思っている亀が情に絆されてなし崩し的に体をゆるしてしまう。
これが初めての亀はもうどうしたらいいのかさっぱりわからないからシャルに全部任せようと決意。
言われるがままに超従順。そんな亀がシャルには可愛くて愛おしくてたまらない。
今持てる限りの理性と忍耐で優しく丁寧にしようと心がけるけど、いざ突っ込んだところでそれが全部吹っ飛ぶシャル。
とにかく夢中で自分がいく前に亀がいっちゃったことにも気がつかなかったほど。
もう一回、あと一回ってねだりまくって終いには亀に
「少尉、わたくしはもう…
そんなに若くはないのですよ…」
とか言わせてしまう始末。
そんなシャル亀も妄想してました。
良心の呵責を感じ、この事を隠していたことをここに懺悔します。