低留図シリーズ様

わたしがシリーズのことを知ったのは、初代のPS移植の際でした
それ以降魅力的なキャラクターと、一部ご都合主義でありながらも王道で心に響くストーリーを追いかけてまいりました
特に交響曲の馬鹿で素直でだからこそ人の本質をつく主人公と、女好きと見せかけて妹以外誰も好きじゃない神子がそんな主人公に心を開いていく様子や、ゲームそのものはクソゲーに近かったものの未知2の行先に別れか破滅しかない兄弟には人生狂わされたほどハマりました

しかし今年、アニバーサリー作品として発売された情熱をプレイし、プレイヤーが望んでいる低留図と制作サイドの作りたい低留図が全く違うものになっていることを知りました
シナリオ、システム、課金要素。その全てがユーザーを馬鹿にしたような仕上がりで、今までのシリーズすべてを踏みにじられたような悲しみを感じました
一部で腐向けだと言われているようですが、仲間キャラの兄を救う方法を探そうと言って仲間を連れ出しろくに探しもせずに救えないと言って兄を殺し、別の元仲間の安否確認を放置して趣味の遺跡探索に走る主人公と男キャラを組み合わせて何が楽しいのでしょうか
女性ユーザーが低留図に求めていたのは、ストーリー上でヒロインとくっついてもいいから魅力的な主人公と、それを支える魅力的な男性キャラでしょう

他の作品はまだ、申し訳ありませんが嫌いきれる自信がありません
けれどお祭りゲーで情熱キャラを贔屓するために過去作品のキャラを下げられる前にジャンルをさりたいと思います
この十数年、数年に一度たくさんの楽しみと萌えをいただいたことは心より感謝しています
せめて、まだシリーズについていこうとしている方にダウンロードコンテンツ絡みのことだけでも補填していただけることを願っています