凪良ゆうについて語るスレ
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凪良ゆう作品について語るスレです
公式発売日前のネタバレは控えて
発売直後にネタバレする時には改行してください
荒らしはスルーで
作品リストは>>2-5あたり
次スレは>>980が立ててください >>507
え
新刊にSSが付いてくるんじゃなくて
美しい彼に付いてくるってこと?
在庫処分みたいなやり方なんだね
新刊買って興味持った人にはいいかも知れないけど
初版で買った人にもまた買ってくださいなのか
それは酷いね 別に凪良さんの本でなくても、対象本だったらどれでもいいけど
ただ、欲しいのはとっくに買ってるんだよね… 美しい彼のSS集めてるんだけど>>408がよく分からない
何かのフェアですか? >>512
ありがとうございます
封入のペーパーかなにかがあったのかと焦りました 凪良先生一般の本が紀伊国屋さんで大絶賛させれてるんだけど
このまま一般に行かないか心配 一般の凪良作品も楽しんでるけどBLの楽しさはまた別なんだよね
美しい彼シリーズは続けていきたいってツイかリプかがあったと思うしこれからもたくさん読めると良いな
ドラマCD関連のSSやキャラ小冊子の話もおもしろかったから悩ましい彼も楽しみ 美しい彼 続けていきたいって本当?
この作品大好きなんで
今回で終わっちゃうのかなって寂しくなってたから
続いてくれるなら嬉しい 2017年7月のリプに「平良と清居はシリーズとして続けて行きたいふたり」とあるから今後も期待できるかも?
ただ2年前のことだし悩ましい彼のことを指していたら次があるかわからないから今回のあとがきも気になる >>515
8月発売の流浪の月
なんかこの作品で化けそうだよ…
さすが凪良さんと思いつつ一般に取られたくないという複雑な気持ちだわ サイン本も終わるの早かったね
凪良さんのツイート見ると本当にいい担当さんにあたったみたいだしすごく楽しみ あとがきだけ読んだけど
長く続けてくれるみたいでホッとした
このシリーズ大好きなのですごく嬉しい 読み終わったけど
濃かったわ
まさか清居まで平良化するとは思わなかったけど
今回の平良めっちゃ格好良かったわ ここ感想落ちないね
Twitterでは好評だけど
なんでここには感想落ちないんだろ 単純に人が少ないんじゃない?
新刊良かった
フェアのSSも良かったけど毎年買うものなくて困る 新刊すごく良かった
こんな人間的に成長するふたりが見られて嬉しいしまだまだ見ていたい 神様のビオトープまた重版かかったのね
一般でも有名になったら
寂しいけど嬉しいね プラチナ文庫ってサイモンシリーズどうなるんだろうね
続くといいけど 西門シリーズ、もともとあんまり人気無い?みたいだったから、他社からの再販は難しいかもね
そうなると続きはますます厳しいかも
自分は好きだから読みたいけど 凪良先生なんで
そこそこは売れてると思うけど違うのかな
私は愛しのいばら姫が大好きなので
愛しのいばら姫の続きを出して欲しかった
ニッカのブランドがその後どうなったのか知りたかった
悩ましい彼にユキちゃんの名前が出てきて
めっちゃ嬉しかった
とりあえず美しい彼が人気なのは知ってる 悩ましい彼シリーズ最終話かと思うほどまとまっててクオリティ高かった
あとがき読んだら最終話ではなさそうで安心した
野口さんの心情書きたいってスピンオフ出すのかな
という事はホモなのか… 凪良さん一般多くなりそうだね
美しい彼で帰ってくるくるいで
メインが一般になりそうな勢いで出してる
誰か一般読んだ人感想待ってます 一般作も読んでる
流浪の月はこれまでの作品のいろんな要素が入ってるように感じたなあ
メイン二人が恋愛関係になるわけではないからそこは違うんだけど
表向きの関係性が加害者被害者なところはあいのはなしを思い出した
ロリコン関係の描写は神さまのビオトープでもあったね
あと自分の鞄は誰かに持ってもらえないっていう表現はBLのどれかで見たことがある気がした 私もあいのはなしを思い出したし、ロリコンはビオトープを思い出した。
これから一般から何冊?か出るみたいだけど、消耗されないかちょっと心配 美しい彼の続きを書いて欲しいけど
また数年待つ形になりそうだね あの有名レビュアーさんも五つ星の大絶賛!
5つ星のうち5.0窒息しそうな「善意」の中で「わたしの居場所」を求め続ける一人の女性の姿を追った物語。
https://www.am
azon.co.jp/gp/customer-reviews/R11MAOO3N2J2G4/ 作者で ある凪良ゆうに関して言えば以前講談社タイガから刊行された「神さまのビオトープ」で描かれた「愛の形」に胸倉を掴まれる様なショックを受けたのだけ ど、今思えばあれは「愛の形」というより「関係の形」と称するべきだったのかなと思ったりもする。
そしてその確信を深めたのがこの一冊。
主人公は家内更紗という一人の女性。「やばいぐらいにマイペース」な母親とそんな母親を愛する父親によって世間の枠には縛られない育ち方をした彼女が父を失い、母に捨てられた果てに息苦しい世間に放り出され「わたし」を取り上げられるのが導入部分。 「なんで晩御飯にアイスクリームを食べちゃいけないの?」「なんでお気に入りの空色のカータブルを背負って学校に行っちゃいけないの?」という「世間ではそれが普通だから」としか答えられない決まりごととそんな世間に生きる事を疑わない親戚の家で息が詰まりそうになった更紗の運命は公園で出会った青年・佐伯文の家に付いて行った事で動き始める。
この文という青年、育児書に縛られた母親によって「正しい生き方」から一歩も外に踏み出る事が出来ない性格。そんな文は奔放そのものの更紗によって少しずつ「正しい生き方」の外に踏み出し始めるのだけ ど、やっている事は未成年者略取。
やがて二人は引き離され、親戚の家にも居れなくなった更紗は施設で育ちやがて社会へ。「少女誘拐事件の被害者」として世間からレッテルを貼られたまま息を潜める様に生きる羽目になるが、ある日同僚に連れていかれた「calico」というカフェで文と再会する事 に… … 読んでいる間中感じ続けたのは「人間って空気がある所でも魂の方が窒息死しそうになるんだなあ」という徹底した息苦しさ。世間という奴が押し付けてくる善意に満ちた「レッテル」で圧し潰されそうになる「わたし」という存在の掛け替えの無さ… …そんな所だろうか?
世間的には更紗は「ロリコンの変態青年に攫われて酷い目に遭った可哀そうな少女」なんだけど、更紗自身にとっての文は「つまらない世間の常識で圧し潰されそうになっていた私を取り戻してくれた人」。このどうしようもなく埋めがたい齟齬が更紗に付きまとう。
その世間の象徴が同棲相手の会社員「父権主義・男尊女卑精神の象徴」DV男の亮であり、「可哀そうなお前は黙って俺に庇護されていれば幸せになれるんだ」という呆れるほどの傲慢な思いやりだったりする。 身寄りのない女性が一人で生きていくのが難しいこの日本の社会状況で更紗も否応なしにこのどうしようもない齟齬を「作り笑いばかりしている」と揶揄されながら飲み込んでいる姿が描かれるのだが、まことに遣り切れない。
「ほんとうの私」を取り戻してくれた唯一の人で ある文を表立って肯定する事を世間が許してくれない=「ほんとうの自分」を解放した状態を肯定できない、この作品の辛さはそこにある。
「神さまのビオトープ」でも世間の理解が得られない「愛」を様々な形で描いてみせた凪良ゆうだけど、愛と言うのが世間から突き放されても、理解が得られなくても切り離すことが出来ない「私自身の形」だとするのであれば、本作も間違いなく「愛」の話なんだろう。
更紗は文を求めるのだけ ど、文を求めた先にあるのは「そのままの自分」に対する肯定であって文自身では無い。極論してしまえば「お前はお前のままであれば良い」という存在であれば別に文でなくても良いので ある。 しかし時代は厭らしいことにデジタル時代。風化しても良い筈の事件がデジタルの世界には生き続け悪趣味な「少女誘拐事件の記録」が「犯人と被害者のその後」は更新され続ける。
知る権利やら社会正義という聞こえの良い「悪意」そのものが文のもとに辿り着きたい、「ほんとうの私」に居場所を与えたい更紗を世間に、「可哀そうな被害少女」に縛り付けようとする。何より不愉快な事 に男と女の関係を押し付けてくる。更紗も文も性からは一番遠い存在だというのに
下世話な同情を押し付けてくる… …正直、この辺りを読んでいて「世間なんか滅びてしまえよ」と胸がむかつきまくって仕方がない。
ある意味更紗も最後の方まで文の真実には気付けずにいたのだけれど、その上で「噛み合った」というかやはり更紗自身にとって文の傍が一番「わたしらしく」あれるのだという救いはあった。 最終的に更紗と文が辿り着いた関係に名前は無い。少なくとも世間が認める様「恋人」やら何やらという俗な形ではない。でも世間によって押し付けられた関係や「正しい生き方」みたいな下らないものから解放されたという清々しさだけは間違いなくあった。
なんとなれば再会の過程で知り合った更紗の同僚の娘・梨花も含めて冒頭で失われた更紗の「本当に在るべき家族の形」すら取り戻せた、そんな印象すら受けた。
世間は相変わらずクソ下らないし、しょうもない常識や好奇の視線ばかり押し付けてくるけど、そんな物はどうでも良いと言える「わたしの居場所」を更紗が得られた安らぎすらある。 最終的に更紗と文が辿り着いた関係に名前は無い。少なくとも世間が認める様「恋人」やら何やらという俗な形ではない。でも世間によって押し付けられた関係や「正しい生き方」みたいな下らないものから解放されたという清々しさだけは間違いなくあった。
なんとなれば再会の過程で知り合った更紗の同僚の娘・梨花も含めて冒頭で失われた更紗の「本当に在るべき家族の形」すら取り戻せた、そんな印象すら受けた。
世間は相変わらずクソ下らないし、しょうもない常識や好奇の視線ばかり押し付けてくるけど、そんな物はどうでも良いと言える「わたしの居場所」を更紗が得られた安らぎすらある。 相変わらず同調圧力からくる世間的常識という奴ばかりが幅をきかすこの社会でどうにも「ほんとうの私」に居場所を与えられない人が多く、その鬱憤を他人に「常識」を押し付ける事で晴らす風潮がまかり通る時代だけど、そんな時代だからこそ「本当に望む関係に名前は無い」と訴えるこの一冊には読む価値があるのだ、と言いたい。 5つ星のうち5.0窒息しそうな「善意」の中で「わたしの居場所」を求め続ける一人の女性の姿を追った物語。
https://www.amazon.c
o.jp/gp/customer-reviews/R11MAOO3N2J2G4/ レビュー読みたいわけじゃないから
私はBLが好きなんであって
異性愛や親子関係には興味ないんだよね
凪良先生もBLだから読んでる 自分もそうだな
上のレビュー5行くらい読んだけど
興味わかない
でも文芸作品として売れるのはうれしいよ読まないけど こいつ、夏頃にネットニュースで騒ぎになった基地外やん
ミステリー小説の犯人の名前をAmazonレビューに書く妨害行為が多発 なぜAmazonは作者の削除依頼を聞き入れないのか? (1/2ページ) - zakzak
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190627/dom1906270003-n1.html
Amazonのレビューにミステリの犯人が書かれている問題 - Togetter
https://togetter.com/li/1369835
有名作家、Amazonに投稿されたネタバレレビューに悲痛な叫び - Togetter
https://togetter.com/li/1369359 >>538
小説キャラ11月号の予告に名前があったから、そんなには待たなくてもいいかも >>553
嬉しい!
単行本になるのは来年の夏頃かな
その本で紀伊国大賞取ってるのかな
好きなシリーズなので
ゆっくりじっくり進めて七冊くらい書いて欲しい
また撮影でユキちゃん出て来ないかなー
愛しのいばら姫大好きだった 文字だけって苦手で小説はなかなか手を出せなかったんだけど試しにこの作家さんの読んでみたら小説にハマった 一般小説、重版になってるしかなり売れてるみたいだね
一般で売れてもBLも引き続き描いて欲しいなあ
美しい彼シリーズもこれからも続きますように 日経に取り上げられてたね
繊細な文書だと大絶賛されてる みんな小児性愛者扱いしてるけど文ってアセクシャルなんじゃないの? >>558
そうだろうね
でも世間(みんな)から誤解されてる設定だから
読者はわかってると思うけど 美しい彼今まで割とスパンあったから次の新作も数年後で先に野口さんのスピンオフやるのかなーと思ったけどもう本編新作やるんだね
3と同じペースなら来年出るだろうから楽しみだな 野口さんも気になるけどやっぱり平良と清居が好きだから新作とっても嬉しい >>559
いやメーターとか見たら割と小児性愛者と被害者の話みたいに書いてる人多くて 文の設定は詳しく書くとネタバレになるから説明が難しいね
美しい彼11月のは去年のみたいに気になるところで終わる感じかな >>562
559だけどめーたーとか見ないから知らなかった
でもあれを小児性愛者と被害者の話って言ってしまうって違うだろって思うな ツイッターの共同アカウント?が出来たんだね
BLの版元も入ってるみたいで良かった
やっぱり凪良さんのBL作品が好きだから ツイッターの共同アカウント?が出来たんだね
BLの版元も入ってるみたいで良かった
やっぱり凪良さんのBL作品が好きだから 凪良先生本を出し過ぎじゃない?
二ヶ月おきに出してるみたいなんだけど
お体大切にして欲しい 凪良先生がTwitterに「サンプルボイスが〜…」って書いてたけど何かCD化するのかな チーム凪良ゆうw
凄い推し
私もチームの一員にして欲しい 美彼の新作読んだ人いる?めちゃくちゃ気になる所で終わってしまった
来年中には出るといいなあ
早く幸せそうな2人を読みたい Charaの新作読んだよ
平良の精神世界がまたすごいことになってて笑ったしそれに根気良く付き合う清居は可愛かったけど最後ちょっと不穏だった
野口さんは何か裏で動いてるけど信頼してる
廃墟で出会った人に名前がついてたのはまた出てくるからかな 本当に気になるところで終わってた
面白いしあっという間に読み終えてしまった
一般も忙しそうだし続きはまだ先かなー
扉絵にも誤植あったけど、本編にもあったよね? 先生は本屋さんからの熱い支持があるね
一緒に美しい彼も推して欲しいw 凪良先生紀伊国屋でトップ5に入ったのね
あそこで10位以内に入ると
売れると思われて全国の書店が配本頼んでくると聞いた
もしかしてベストセラー作家になるかも知れない
そうなったらBL書いてくれるかな
とりあえず美しい彼のシリーズは最後まで書いて欲しい 一般書の方も応援したいけど
もしもうBL書かないってなったら寂しいなあ BLと一般文芸の両輪を回すって記事が先週のだし
まだしばらくはBL書いてくれると思いたい
周と西門どこかで続きでないかなあ 一般は買わないけど順風満帆のようでよかった
BLはやめないまでも細々になっちゃうかもね
ちょっと寂しい >>579
一般の次の作品も決まってるみたいだし
インタビュー記事で
BLは右手だけで書く、一般文芸は右手も左手も使える感じです
と仰られてて自由度が違うともあるので一般作の比重が大きくなるのかなぁ 色々インタビューを読んでBLだと書きたい事が書けない部分もあったのかなあと勝手に思った
何作か続いてる美しい彼はそうじゃないと思いたい セキュリティ・ブランケットは早く続き書きたいって、どこかで言ってらっしゃったような
来年は読めるかな? セキュリティはハッキリ言って
続編は売れないと思う
評判悪すぎ
私もつまらないと思って
上巻の途中で止めちゃった
全プレが豪華だったのに
下巻買って全プレ申し込めば良かった
セキュリティ書く時間あるなら
新作読みたい >>583
鼎と国生の今後が気になりすぎて続編心待にしてる >>584
評判悪いの?凪良さん知ったの最近だからまだ数冊しか読んでないけどセキュリティ良かったけどな >>585
鼎を早く幸せにしてあげたい!って、仰ってた
でも、相手が国生とは、まだ決まってないみたいw >>586
過去スレ読むと評判悪いね
あとアマゾンの評価 商業の作品BL以外本でコンプリしてたけど
著作が増えてきたから電子化に移行中
読み返しそうなものを厳選したら27冊だった
コンプリ勢は電子で読んでますか? 電子以外は美しい彼のシリーズだけ
それ以外は全部電子 君が好きだった以外は、全部電子
なかなか電子に成らなくて、我慢出来ずに
書籍の方を買っちゃった 電子だけ特典のSSが付いたりするから、
つい買ってしまうんだわ このBLがやばい一位おめでとう
インタビュー読んだけど今後もBL描いてくれるんだなあと感じて安心した チーム凪良ゆうでもBLの宣伝しろよと思ってしまった
1位はおめでたいね インタビュー読むの楽しみ
早く本が届くといいな
おめでとうございます
もちろん投票しました CDを聴いて原作に興味を持って美しい彼をというかライトノベルを初めて読んだ
正直ライトノベルwとか思ってた視野が狭い自分を今は殴りたい
素敵な世界を知るきっかけをくれた凪良先生に心から感謝しています 今年のキャラコレに載ってた美しい彼の番外編SS、
良かった〜 エターナル!
私もあの会に入りたい…
良い感じにぶっ飛んでたな 「みんなとは違ってしまった自分」をどう受け止めるのか?凡人が自己受容へと至る道のりの難しさと救いを描いた良作。
https://www.amaz
on.co.jp/gp/customer-reviews/R2RJVRHFZQH09Y/ 「神さまのビオトープ」でハマり、近作「流浪の月」でも大いに唸らされた凪良ゆうの新作。
物 語の方はある地方都市にある屋上に縁切りの社を構えている事で「縁切りマンション」というちょっと変わった呼ばれ方をされている年季の入ったマンションに住む一組の「父娘」統理と百恵、半ば家族も同然の付き合いをしているゲイの男・路有を軸に描かれる。 「父娘」となんでカッコ付きで書かなきゃならないか と言えばこの二人血の繋がりは全く無い。
統理の分かれたヨメが再婚相手と作った娘を両親の事故死に伴って引き取った結果の親子というちょっと変わった形の家族であ る… …ではあるが最早ガッツリの凪良ゆうの世界にハマってしまった読者の一人としてはこのぐらいでは驚かない。そこに三十路のゲイが家族も同然に暮らしている事も含めて「まあ世の中色々だわなあ」と受け止められてこその凪良ゆうファンであ ると言えよう。
そもそも短編三本から構成される本作ではあるが路有が主役を務める二本目以外はこの「家族」が主役という訳でも無く、あくまで彼らは各章の登場人物が関わり合いになる人々ぐらいの扱いで留まっている。
一本目の四十近い年齢で職場ではお局様ポジションの独身女性・高田桃子や三本目のうつ病を発症して失業した三十路の元サラリーマン・坂口基といった読者にとってひどく身近な存在を主役に据えた章にこそ本作の特徴が出ているか と。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています