もう20年ぐらい前に読んだ小説です
耽美系です

古い田舎にある神事に捧げる舞を舞う勤めを代々背負ってきた一族が住んでいる
いまの一族は祖母と15,6歳の双子の少年のみ
舞の師匠である若いイケメンもいる
双子はうり二つの外見をしているが祖母は双子の内片方だけを可愛がりもう一方にはモラハラパワハラ三昧
ある日東京から若いカメラマンの男が祭りの取材にやってくる
男は祖母に虐待される少年を見かねて、衝動的に愛し合ってしまう
「華奢な外見なのに意外にしかりした体つきをしてるから驚いたよ」
「踊りの練習で鍛えてるから…(恥じらい)」
みたいな会話をして、祭りが終わったら一緒に東京に行こうという約束をする

しかし不慮の事故で、祖母に可愛がられていて祭りの舞手をするはずだった方が急死
祖母は生き残った方に「お前が死ねば良かったんだ」と暴言を吐き、
カメラマンは「相手が老女でなければ殴り倒していた」という怒りを抱く
結局生き残った方が死んだ方の代役を務めることになり、神事に向けて猛特訓をするが
祭りの前夜に師匠の男にレイプされてしまう
祭り当日、カメラマンは伝統衣装に身を固めてしずしずと進み出てきた少年の異常な美しさに戦慄する

ここまで覚えてるのに、題名、作者名、人物の名前顔も出せないので探せません
あとラストもバッドエンドだった気がします