60度について妄想

牡羊と双子
小学校時代からの悪友。
エイプリルフールは毎年双子にガチ嵌めされるが、毎年懲りずに引っかかる。
今年は告白ネタを仕掛けたら真摯に受け止められてしまい
なんだよそんな顔してんじゃねーよ、俺がいたたまれないだろ、何で普通に受け入れてんの?バカ?バカなの!?あーうんバカだったわハイ知ってた〜!
というアレソレを得てミイラ取りが初々しく付き合い始める。

牡牛と蟹
家が近所で母親同士の仲が良い。
おっとりした牡牛の手を引く蟹の姿はとても微笑ましく、
これでどっちか女の子だったらねぇ、と一万回くらい言われた。
大きくなってやっと付き合い出したけど、まだ親には話していない。

双子と獅子
話題の映画、ライブ、海、フェス、テーマパークとリア充の限りを尽くす。
が、出先で必ずどちらかの知り合いとエンカウントするため2人っきりになれた試しがない。
本当は二人で楽しくイチャイチャしてみたいけど照れも入って言い出せない。

蟹と乙女
NPO法人の職員。
世間の理解のズレ、苦しい運営予算。
理想と現実の壁に悩みはつきないけれど、いつも明るく
支えてくれる蟹のおかげで頑張れる乙女。
元々は家族のために就いた仕事だけど、今は心正しい彼と世の中のために頑張ろう、と思う蟹。
周囲のテコ入れがないと永遠にくっつかない。

獅子と天秤
クラスの女子の間で「獅子君カッコイイ派」と「天秤君カッコイイ派」で人気を二分している。
数学で再々補習くらったとかリアル系お化け屋敷で腰抜かして退場したとかパンツがピカ◯ュウだとか乳首開発済みとか寝起きが死んでるとか色々知ってるけど、みんなの前では言わない紳士協定。