過去にあった事件によって心に傷を負ったA
しかし物語は傷心に浸る時間を与えず、使命を果たすためにがむしゃらに戦わなくてはならなかった
やがて死のギリギリで生き抜く日々と、その中で生まれた仲間との絆によって傷は癒え、Aは事件そのものを思い出すこともなくなった
戦いが有利に運んで終わりが見え始め、Aは達成感を得始める
その頃から、心の古傷が疼き始める
平和の兆しを見てAの気持ちがやすらぐときに限って断片的な事件の記憶が襲い来る
どんどん詳細に頻繁になっていくフラッシュバック
Aはそれを恐れ、積極的に戦いに身を投じるようになる
怪我を負えばしばらくフラッシュバックに襲われないので、苦痛に悶えながらも安堵していた
心配した仲間に休暇を取らされ、さすがに肉体的な限界を自覚していたAは大人しくしていることにする
安穏としていると次々に湧いてくる辛い記憶
叫ぶのを我慢するためにシーツを噛み、枕を殴るA
止まらない震え、涙…

っていうのが見たいです