0055風と木の名無しさん2016/12/16(金) 17:00:56.10ID:dzcLv9VP0 佐奈田家は私も聖域だった。 兄上と言次郎、姉上も含めて うえだの山中を駆け回ったり お菓子食べたりしてる幼い日々に ほのぼの萌えしていた。 しかしある日兄上は 弟は人質、つまり どっかの偉い人のお手つきになるかもという 現実的な危険に思い至る。 戦国の世の慣いとはいえすぐには割り切れず 無邪気なげんじろの寝顔を見ながら 声を殺して泣く兄であった(ナレーション)