>>952-953
「こっちに来い」とか「こっちに来たまえ」じゃなくって「こっちにおいで」っていうのがね
鬼殺隊を率いる柱としてふさわしくあるべし、弟の手本となる存在であるべし、と
自分に課した結果、いつもの溌剌とした覇気のある振舞いになっていたのであって、
穏やかで静かで慈愛に満ちて、っていうのが煉獄さん本来のお人柄なのかな、とか思って泣けてきた

敵を逃した煉獄さんの無念さを慮った長男の「煉獄さんの勝ちだ」で泣いて
その背中を見守る優しくて穏やかな煉獄さんの笑顔でまた泣いて
「竈門少年が死んでしまったら〜」は闘いで何もできなかったことを悔いてる長男を
慰める言葉なんだろうなって思ってもう一回泣いて「最後に少し話をしよう」でもう号泣
お互いのこと深く想いあってるのが伝わってきてもうね
愛おしそうに長男を見つめる煉獄さんとか年上の男の包容力に少し甘える長男とか、
見たかったはずだけど、こんなシーンで見たかったんじゃないよ……
おまけにあんな状態で呼吸ひとつ乱すでなく眉を顰めるでなく笑顔で語りかけるのがね
落ち着きすぎでしょう何歳ですか