父と息子

牡羊「牡牛は将来何になりたいんだ?サッカー選手か?総理大臣か?男はでっかく飛び立たねえとな!!」
牡牛「大きくなったら、ぼくずっとおうちにいたい」
牡羊「ニート宣言!?いやまて牡牛!俺はそんな子に育てたつもりは」
牡牛「おうちで、お父さんにいっぱいおいしいごはんを作ってあげたい」
牡羊「うちの息子は世界一かよ!!!」

双子「蟹、学校どうだ?友達できた?そうか何して遊んでるんだ?へーえ、好きな子できた?…アハハ冗談だって!(蟹はうまくやってるみたいだな、よしよし)」
蟹「パパは会社どう?お昼ごはんちゃんと食べてる?パパ…さいきん疲れてるでしょ?」
双子「!(驚いた、子供ってよく見てるんだな)」
蟹「あんまり夜ふかししちゃだめだよ、パパもうわかくないんだから」
双子「言うようになったなこいつめw」

獅子「乙女、遊園地行こうぜ!」
乙女「今べんきょう中なんです、遊んでるひまはありません。(立派な父さんのために、かんぺきないい子にならなきゃ)」
獅子「子供は遊ぶのが一番の勉強なんだ、ほら行くぞーー!(ひょいっ)」
乙女「はなしてくださいーーーーーーもーほんとにこの父はーーー!!」

天秤「蠍ただいま。今日ね、川田さんにお前の写真見せたら今度オーディションにおいでってさ、蠍がテレビのアイドルになっちゃうかもな〜」
蠍「(パパ、またしらない人の話…)」
天秤「でもダメ〜〜蠍はパパだけの蠍だもんね!(ぎゅっ)」
蠍「!パパ…」

山羊「(ぼくはどうして父ちゃんと似てないんだろう。)」
射手「山羊まーたなんか悩んでんな!人生経験豊富な父ちゃんになんでも言ってみな!」
山羊「なんでもない」
射手「ええー!?父ちゃん寂しいじゃん!!やーぎーやーぎーぃー!(うりうりうり)」
山羊「(わかった、父ちゃんの「反どう」だな)」

魚「じーーっ」
水「魚はこっちのおままごとセットが欲しいんだよね?これください」
魚「えっなんでわかったの!ぼく、男の子だけどいいの?」
水「そんなこと気にしてたのか。いいんだよ、だって魚は僕の息子だもの。」
魚「お父さん大好き!」