獅子「まずは俺から!」
豪快にめくられた札には、小高い丘のてっぺん、太陽をバックにド派手な男が○ポレオンよろしく乗馬ならぬ乗獅子している。
牛「…逆光で誰か分からないよ。じゃあ次は僕だね」
優雅にめくられた札には、着物の牛が山積みの和菓子を幸せそうに頬張っている。
蠍「花より団子ですか、色気がないですねぇ」
妖艶にめくられた札には、緋襦袢を肌に貼り付かせて清流で水浴びする蠍が○斎の「蛸と○女」のように、触手のような柳を巻きつかせ壮絶な流し目を向けている。
獅子 牛 水瓶「「「春画か!」」」