もしかしたら好みの問題かもしれないけど、個人的には萎えた苗植え。

オリジ小説。受と攻は元ノンケ同士で、同棲5年目のカップル。
付き合い始めに攻めから「受を抱きたい!」と言われて、受が折れてネコになったという経緯がある。
段々と挿入される事に快感を覚えて、セクロスシーンでは前だけだとイケない身体になってしまって戸惑う受の描写に激しく萌えた。
元々優しい性格の攻めはいつも受を気遣ったり優しくするんだけど、元はノンケなのに受身の側でいる事にモヤモヤしている受は、女扱いされてるみたいで嫌だ、と攻に訴える。
攻はそんなつもりはなく、受が好きだから優しくしているだけで、ちゃんと男として見てるし、対等な関係だと思っていると弁明。
喧嘩したり別れ話までもつれ込んだりとかなりシリアスな展開が続いたけど、最終的には分かり合い、人生のパートナーとして2人で歩んで行く事を決意して最終回を迎えた。
良かったな〜と感動してエピローグへ。

友人達の前で、お揃いの指輪を見せる2人。
攻は「両親に受の事を話したら、嫁さん連れて来いって言われたよ〜」とのろける。
友人達に冷やかされる受を抱き寄せて、「うちの奥さん虐めないでよ〜」とイチャイチャ。
受は「もう、攻ってばぁ(ハァト)」と頬を赤らめ、攻めの腕にもたれかかる。
女子達は受けタン可愛い〜と盛り上がり、男達は受なら男でもいい!って思ってたのに攻の奴…ギリギリという展開に。
受の性別受化や祝福されて結婚ENDはBLの王道だし、それ自体は全然萌え要素ではあるんだけど、あれだけ自分は男だから女扱いされたくない!と激しく訴えていた受の変わり身にポカーンとして萎えた。