旧家の跡取り攻め×貧乏受けの切ない話
別離オチということでそれなりの覚悟をして読んだ

こじれにこじれて大丈夫かと思ったところで唐突に最終回

攻「俺は旧家の跡取り息子で家の決めた婚約者と結婚しなくてはならないと思っていたが、
実は母が不倫した結果生まれた不義の子だったのでそんなことなかったぜ」
受「待て。『家の事情は関係ない、あなた本人を見ている』と言ってた婚約者さんはどうなったんだ」
攻「手のひらクルッで幼馴染みと結婚したから心配ないぜ」
受「そうか。俺も言っておきたいことがある。
俺は親が借金を抱えていてその返済に追われているせいで攻めとは釣り合わないと思っていたが、
たまたま買った宝くじが当選して全額返済できたのでもう特に悩むことはないぜ」
攻「それは良かった。俺は無一文で家を追い出されたのでマグロ漁船に乗ってくる。
俺が金を稼ぐまで待っててくれないか、受け」
受「分かった何年でも待ってる。
ちなみに死ぬ前に孫の顔が見たいと言ってた病床の母は宝くじで治療を受けられて元気になったし
姉が近々結婚する予定なので孫の心配はなさそうだぜ。
あと俺の妹はお前に片思いしてると思ってたけど別にそんなことなかったぜ」
攻「そうか。じゃあ行ってくる」

−完−

ほぼ説明だけで終わったエンディングにソードマスターヤマト思い出して萎えた
あとがきが「別ジャンルに萌えたのでとりあえず終わらせます」
放置しないでいてくれただけありがたいけど…