萎え植え

同棲中の社会人カップルAB
ある日Aが単身出張することになる
そしてAが出張したとたんにBに危険が降りかかる

冷蔵庫に入っていた食べ物を食べたら異常な味がしたり、階段で落されて落ちそうになったり、
無言電話がかかってきたりで精神的にも肉体的にも疲労するB
という感じでストーリーが進んでいく

犯人は邪魔なBに嫌がらせしていたAをモノにしようとした権力者(男)
嫌がらせの他にも二人のマンションの部屋を盗聴したりもしていたらしい
それを知ったABは権力者が自分達に二度と関わらないように訴えようとするが、権力者はかなりの権力者なので握り潰される可能性が高い

一体どうやって決着をつけるのか早く知りたくて続きを読んだ

オチから書くと決着をつけたのはモブキャラだった
「最近(仕事の)チームに後輩が数人入ってきて」というBのセリフが序盤にあったけど、
特にそれ以外では何も書かれていなかったからただの世間話だと思ってたくらいのモブキャラ

その後輩君実は大変な名家の生まれで、社会勉強の為に家とは関係のない会社で平社員として働いていたという設定らしい
会社の飲み会で酔って口を滑らせたBの話を聞いてすぐに家の人間に相談
B家でもそんな権力の使い方は許せないと真っ当な手段で権力者を失脚させる
それ以降後輩君が出てくることはなくABは普段の生活に戻ったけど、ABか親しい原作キャラが解決すると思っていたから拍子抜けした