不憫受けが好きで
あまりに不憫受け好きなせいで多少ショッキングな展開もありで(暴力とかクスリとかモブレとか)しかもファンタジー好きだからそれで六青さんにハマったんだけど
この度究極の不憫受けBL発見!
いとう由貴さんのたとえこの恋が罪であっても
ファンタジーではないけど健気な受けがこれでもかこれでもかという苦難の日々を送り
途中から受けに同情しやがて惹かれた唯一の受けの助け手になるはずだった義兄の攻めは
義兄弟の肝計で受けが陵辱される姿を見て淫乱な受けが誘惑してこうなったと義兄弟に吹き込まれた嘘を信じ込み
裏切られた気分から受けを淫売と呼び虐待する側についてしまう
というなんとも受けが家でも学校でも悲惨かつ過酷な仕打ちに遭うのでちょっと(だいぶ?)登場人物みんな胸糞って思ってしまうんだけど
その分誤解が解けた時の攻めと受けとのやり取りに心底良かったっ!という無念の昇華とでもいうかカタルシスを感じた
いとう由貴さんといえば私が過去に読んだBLのシリーズの内いつの間にか二冊が18禁に指定されてたくらいのエロ中心のBLの人だからか
義兄弟に騙されて受けを淫売と信じ込みながらも攻めは受けに発情してたりするんだが
結局はそれが誤解が解けるきっかけに繋がってゆくので終わり良ければ全てよしという感じ