攻めと受けはとある目的のために生み出されたクローン人間的存在(それぞれ別の人間のクローン)
そして原作は仮に攻めAが死んだら
「見た目も性格もほぼ同じだが記憶までは継承してない攻めB」が『補充』されるような世界観
そんな作品の二次

ある時受けAが死んだ。遺体も残らないような壮絶な死に方だった。嘆き悲しむ攻めのもとへ受けBがやって来る
受けBは攻めと受けAの関係を知らなかったし、そもそも自分たちは「そういう」存在だと割り切っているので
いまいち攻めへの配慮が足りず攻めを苛立たせる
しかし攻めと受けは公式でバトル面での相性が最高なので
攻めは受けBに受けAの面影を見せられては幻滅するのを繰り返しながら共に戦わなくてはならない
そんな微妙な関係を続けているうちに、受けBもまた攻めに恋をしてしまう
しかし、その頃にはもう攻めと受けAの関係を察することができるようになっていたため
自分が攻めに想いを伝えても無駄だということを分かって苦しむ受けB
すごく萌える展開だった

そして物語のクライマックス
魂を直接奪うようなタイプの攻撃を仕掛けてくる敵が登場
受けBは「自分が囮になるからその間に敵を倒して欲しい」と攻めに頼む
そして、「自分の身体は綺麗なまま残るだろうから、受けAの魂を自分の身体に移すことができると思う」と言う
悲壮な決断をした受けBに対する攻めの反応は
「ありがとう。お前って良い奴だな。今まで誤解していた」で躊躇する様子ゼロ
そして普通に魂取られて死ぬ受けB
即座に体が光輝き、受けA(体は受けB)復活。涙を流して喜ぶ責め

敵を倒した後二人で「これってつまりお前体は処女に戻ったってことなのか?」「バ、バカ////」
とイチャコラしてるのと、本拠地帰ってきたあとに開かれたパーティーが
『受けさん復活おめでとう』で、誰も受けBの死を悲しまず
それどころか「やっぱり受けAさんじゃないと駄目だなって思ってたんです」「受けBさんはなんか『違った』よね」
と散々に言われてるのを見て、ハッピーエンドなんだと頭では理解したけどどうにも萌えることができなかった