化けて出ながら萎え
一次長編小説の番外編として公開された中編小説

本編で「B×C(女)が成立している」「BはAという男性と過去に性的な関係を持っていた(リバ)」というのが前提の過去編だった
さらっと語られるだけだったABがメインの番外にうっはうはしながら読み進めていた

Cが死んだ
というかBがAとの関係に邪魔だからといった理由で殺してしまった
ABの関係は元々Aの無理矢理からBが逆らえなくて、という流れだったんだけど、それを知ってもなお
Bのことが好きだといって共に戦う道を選んだCが好きだったんだよ
BCの関係性から自分のことを見つめ直したAが謝罪し、そして立場的にも贖罪的にも戦って死んだAが好きだったんだよ
何より本編の主人公はBCの息子なんですけど……

本編も書き変わっててBCの息子がABの息子ということになってた
ただ無理矢理書きかえたせいか容姿や能力でどうあがいてもAの面影はなくCの面影を感じる

あんなに嬉しかったAB番外に恨みしか感じられない