波津彬子さんがたまに描かれるBLものが大好きだった
薄命の美少年か美青年が出てくるプラトニックな話とか
体の関係があっても重ねられた手の下でしわの寄るシーツと散る花びらと切なげに眉を寄せる表情で描写みたいなの
日本画家が自分の妻にたくさんの花の絵を描いて捧げたけど
「桜の下で死にたい」と望んだ病身の従弟のために描いた桜だけは妻のものにならなかったって話とか何度読んでもいい