視点を動かしながら苗植え

原作はアメリカのクライムサスペンスドラマ。冷静沈着な上司の元、個性派揃いの有能な部下たちが活躍し事件を解決する
その二次小説の注意書きは「部下A×上司、上司既婚設定、オリキャラ」
上司の離婚騒動は原作にあったし、原作に無い事件を扱う内容だとオリキャラ登場は当然なので気にせず読み進める
上司の結婚相手がオリキャラだった(原作での上司妻は存在抹消)
オリ妻は元捜査官で有能ゆえに配属一年目で昇進話があったが、密かに交際していた同僚の上司になるのを嫌って退職
彼女がいなくなったことで昇進した同僚と結婚し、家庭に入ったあとも夫が抱える難事件の話を聞いては
安楽椅子探偵よろしく的確なアドバイスで事件を解決へと導く
原作における上司の活躍で解決した事件はみんなオリ妻の内助の功の賜物
そして男の部下Aに言い寄られ突然の事にパニックになった上司はいつものようにオリ妻に相談
慌てふためく夫を優しく諭して落ち着かせ冷静に相談に乗るオリ妻
この辺りから読み飛ばし始めて部下Aとどうなるのかを確認
オリ妻容認のもと上司は部下Aと交際を始め、男性相手では初めての肉体関係も結ぶ
エピローグはオリ妻と語り合う上司(以下二人の会話内容の要約)
「君のお蔭でAとうまくいった。でも君は今後は……?」
「安心して。私はあなたたちの味方、ちゃんと偽装結婚を続けるわ」
「よかった、事件の相談も今まで通り出来るね。君が腐女子でよかった」
楽し気に笑い合う二人。ハッピーエンド

注意書きは間違ってないけど何かが間違ってる