辞書を引きながら自分が悪いかもしれない苗(フェイクあり)

A×Bの二次小説。Bはモブ女性と結婚しますが最後はハッピーエンドと注意書きがあったので安心して読み始めた
肉体関係のあったAとBだがお互い気軽なセフレのつもりだったAは告白してきたBを拒絶してしまう
ショックを受けAの前から姿を消したBはモブ女性と出会い交際、婚約
Bが消えたことでモヤモヤを抱えていたAは恋人を家族に紹介するため戻ってきたBを見て自分もBが好きだったのだと気付くがもう遅い
(※ちなみに周囲からはAとBは親友だったのに喧嘩別れしたからこれを機に仲直りしなよくらいの認識)
そして迎えた結婚式当日、Aはサプライズで余興をしたいと式場スタッフを騙して用意してもらった部屋にBを誘いこみレイープ→監禁
Bの衣装を着たAはBの振りをして式に登場
原作でもAとBは似ているという設定もあるし結婚式ということで多少花婿の印象が違ってもおかしくないと周囲も気付かず式が進む
誓いのキスでAは花嫁の唇に噛みついてネタばらし
「俺とBを見分けられないくせに〜」と嘲るAに唇から血を流しながら泣く花嫁
騒然とする会場を抜け出したAに全てを聞かされたBはAの身勝手さに怒りと憎しみを覚えつつもそれほどまで執着されていることに喜びも感じていた
そんな自分に気付いて自己嫌悪しつつもBはAの手を取り、Aが用意していた新しい服に着替えて二人で駆け落ちEND

モブ女性と結婚するにしてももう少しすっきりした別れ方するもんだと思ってたので
何の落ち度もないモブ女性が気の毒すぎてハッピーエンドの話を読んだ気分にはなれなかった