二人が幸せならあとはどうでもいいの!と叫びながら二次萎え

ファンタジー世界が舞台の作品の二次
原作の攻めは主人公的な立ち位置のキャラでそれなり以上の地位もある
当然原作では矢印向けられまくりだし、そもそも原作中で結婚したりするんだけど(しかし奥さんは途中で死亡)
その二次ではその辺のキャラの真の矢印を全部受けが持って行っていた

攻めを一途に想い、攻め(と民)を守るため自ら死を選んだ奥さんは
「攻めさんを支えることで受けさんを支えられると思って結婚したの…」
「さよなら、そしてごめんなさい攻めさん。最期まで私の心は受けさんのもの…」
攻めに変質的な執着心を抱く宿敵は「攻めさえ倒せば受けを我が物にできる…」
そもそも原作で別のキャラと甘酸っぱい恋模様を見せている攻めの息子は
「受けさんが攻めを選ぶからむしゃむしゃして他のキャラとセフレになった」
原作で攻めを選んだ大いなる力の思念体(なんか神的な存在と思っていただければ)は
「受けを危険な目に遭わせるわけにはいかないかは攻めを選んだ」

これで受けの設定もなんか煌びやかに盛られてたらある意味そういう世界なんだと納得できたけど
受け本人は原作通り冴えない一兵卒で冴えなさ加減も割と原作まま

この受けがどうしてこんなに矢印集められるのか納得できなすぎて、
そしてなにより原作の人間ドラマ否定されまくりで萎えた