うつ伏せの状態で苗植え

一次創作のBL小説で、CPはAB
イチャイチャからのベッドシーンという、無駄のない流れの短編

わりと早い段階で地の文に違和感を覚えたが、気にせずスルー
しかし、待望のベッドシーンに突入すると、この違和感は無視できない程のものに

前半のイチャイチャ部分は、地の文がほとんどなかったので気が付かなかったが、
この小説には、A視点、B視点、三人称視点が混在しているらしい
それも、シーンごとに視点が変わるとかではなく、台詞が入る度に不規則に変化する
さらに、AとBは口調が似ており、一人称や二人称も同じ
おまけに、作者は文中に代名詞を多用するタイプ
このような要素も加わった結果、ベッドシーンはしっちゃかめっちゃかに

簡単に書くとこんな感じ(コピーではない)

彼の熱く昂ったそこに手を這わせる。
「んっ」
不意に敏感なそこを触られ、俺は思わず声をあげてしまった。
「気持ちよかった?」
彼の耳元でそう囁くと、仕返しとばかりに、俺のそこにも手を伸ばしてきた。
「っ……」
Aの口から微かに漏れた声を、Bは聞き逃さなかった。

誰が誰の何をどうしたのか、一瞬では分からない(完全に判別不可の時もある)
この文はAの一人称で、これは……とやっている内に、萌えは飛んでいった