* < 惜しい!
萎え植え

受けは原作で「1万人の敵軍をわずか300人の手勢で撃退した」という逸話がある(数字はフェイク)
攻めはそんな受けが最も信頼を置いて重用している武官
戦いの具体的な内容までは原作では語られていない

上記の戦いを題材にした大長編小説
受け攻め以外は全員オリキャラか原作モブだったけどそれぞれが話の邪魔にならない程度に個性的で、
なおかつ敵味方が皆受けの知略や攻めの強さ、二人の人望を引き立てることに徹していた
戦いの描写も具体的かつリアルで、大軍勢が受けの策略に引っかかって右往左往する様は痛快だった

すごい完成度で面白くて夢中で読んでたんだけど、10話くらいまで来て気づいた
攻めが出てきたのはその話が初めてで、受けはまだまったく出てきていない
敵も味方も何かにつけて受けや攻めの話題を出してたけど、本人の描写や台詞はそれまで一つもなかった
そして攻めはその話で役割を果たしたあとまた出なくなり、オリキャラモブキャラの戦いが続いた

100話くらいあったうちの30話くらいまで読んでも、攻めはその後一回、受けは全く出てこなかった
そもそも私は攻めと受けの話が読みたかったんだよね…?と我に返ってしまってそこで読むのをやめた

後の話で何かあったのかもしれないけどBLとか攻め×受けとかの注意書きは必要だったんだろうか…
読んだ範囲ではBL描写どころか恋愛要素一切なしのガチ硬派な戦争小説だったんだけど