この流れで思い出した萎え

現代日本が舞台のミステリー系作品の二次
攻めと受けは共に犯罪者と戦う側の人間

受けが殺人の容疑者に、しかも犯行が起きた夜の記憶がないという状況で
受けの無実を信じる攻めが真相を暴こうと奔走する話
最後は攻めの推理でオリキャラの一人を犯人と断定し、本人も犯行を認める
攻めのおかげで無実を証明できたよありがとう!とハッピーエンドな雰囲気

からのエピローグで読者へのネタバラシ
実は真犯人は受けでした☆

…まあ、改めて読むとちゃんと伏線は張ってありましたよ(一次ならともかく二次でその展開来ると思わんわ)
受けは犯行の記憶本当に全くないらしい(明らかに殺意持って殺しにかかった描写されてたのに全部忘れたの?)
冤罪被せられたオリキャラは受けを愛してるから受けが幸せならそれでいいそうな(死刑はなくてもまず刑務所ですが…)
何より自分が冤罪で人生終了しかけた経験から誰より冤罪を憎んでるはずの攻めと
原作で犯人を「どんな事情があれ犯罪は犯罪、償わなければ」と諭してた受けの立場…

と色々思うところはあったけど、どんでん返しトリックがやりたかったんだろうからまあ仕方ないか、と思いつつ後書きを読んだ

「受けってちょっとキレイすぎて嘘くさくないですか?このくらいの闇は絶対あると思います!(意訳)」

…なんかもうね