変態化要員を置き換えながら二次苗

受けの記憶喪失ものフェイクあり
キャプションには『情けない攻めにガツンと言ってくれる昔の受け』とあった
原作の受けは堅物でやや警戒心が強いところはあるが、高潔な人柄と正義感で知られる有能な軍人
半世紀以上前に生きていた人物だが、訳あって現代にタイムスリップして今は現代社会で悪と戦うヒーローのような存在になっている
そんな受けが現代の仲間と任務中に異変に見舞われ、目が覚めると従軍前の第二次大戦頃まで記憶が退行していた
心配そうに見守る友人と攻めの顔を見るなり、いきなり盛大に暴れ始める受け
なんとか落ち着かせようとする攻めや友人達の話も聞かず、お前達は僕を誘拐してどうするつもりだとキーキー喚きながら室内の物を手当たり次第投げつける
従軍前まで退行しているとはいえ当時でも20近い年齢のはずで冷静で賢いはずの受けのあまりに子供っぽい暴れぶりに少し萎えかけたが
記憶喪失もの特有の初々しいやり取りを期待して読み進めた
しかし受けの友人が自分達はお前の仲間だと説明するのに対して、やけに冷ややかな目を向けた受けの返事が
「ニグロの知り合いはぼくにはいない」だった
受けの友人はアフリカ系アメリカ人
言われた友人は「今の受けは第二次大戦頃まで記憶退行してる昔の人だから仕方ない」と軽く受け止めていた
だが原作で第二次大戦中の受けは従軍してすぐに他人種混合チームの指揮官を務めアフリカ系の部下とも凄く仲良くやっていたとか
そもそも従軍前の受けはただの貧乏青年なのに意識がない間に保護してくれていた人達を見て誘拐犯と決めつけ喚きながら暴力って
現状把握能力が低すぎて有能指揮官の資質はどいったとか
その後も何故かずっと態度がでかく口の悪い受けを友人と攻めでひたすらちやほや可愛がる描写が続いていたようだが
このヒステリックな差別主義者が作者にとっての『ガツンと言ってくれる昔の受け』なのかと思ったら悲しくなって作者の他作品ごと全部ブクマから削除した