深山典彦(平川大輔)×當間育郎(山下誠一郎)/西浦健一(榎木淳弥)+當間蘭蔵(水島大宙)
フリートーク付をアニメイトで予約し1/24発送で聞いたので以下ネタバレなしの感想
当方原作既読だが読んだのがかなり前で詳細は忘れた状態で聞いたのでたぶん未読とあまり変わらない
ブックレットやCDのデザインがかなり凝っている
特に原作の雰囲気に寄せたCDのデザインが美しい
ブックレットのページ自体は4ページだが紙は厚めでおまけ漫画が付いていた
このおまけ漫画に描かれている幼少期の當間育郎の画が凄く可愛くてびっくりした
小さいキャラをあまり可愛いと思わない自分でもキャラデザのせいか珍しく可愛いと感じたので當間育郎ファンにはたまらないんじゃないんだろうか
本編は最初の一音からスタッフの本気が窺える素晴らしい出来
効果音も凝っていてBGMは昼メロ感満載で場に合った曲を丁寧に選んでいた
原作未読でもだいたい理解できると自分は評価したがやはり細かいシーン(特に絡み)は分かりずらい音だけだから仕方がないが
役者の演技も自分は文句なしだった
山下誠一郎は多面性のある青年を見事に演じていた
声質のためか「昭和に生きる青年」がとても彼にぴったり
平川大輔は今まで(少なくとも自分は)聞いたことのない低音で非美形のちょっとモサい男を好演
彼の低音は不思議なことに低音なのにやたら響くので存在感が凄い
二人の絡みは息もあっていてエロかった
平川大輔の低音が妖しい色気を出しているし山下誠一郎が低めの吐息で喘いでいるのがたまらない
水島大宙は予想していたよりも低い声だった
家を継いでいる年齢の育郎の兄という設定なので声自体はこれで良かったと思う
榎木淳弥は「お前そんな引き出しがあったのか」と驚いた
自分の中では可愛い系のイメージだったので「平凡な青年」でありながら爪痕をしっかり残す声と演技で個人的に一番の収穫だった
ストーリーに関しては所謂「地雷」がとても多い
しかも地雷原を突破したと思ったらまた次の地雷原に辿り着くという仕様な上に巻を増すごとに地雷が強烈になる
不安な人は原作を必ずチェックした方がいい
長いと怒られたので一旦切る