ババアになって多少物事に詳しくなると、BL小説を読んでいて得意分野である日本語とくに敬語や歴史関係に関して
これまで気にならなかった誤りがやたらと鼻につくようになった
たぶん電子書籍に切り替えたせいもあると思う
紙の本だと意外と見落としやすかったんだなと実感するが、花束の色が途中で変わってたり、16世紀を中世と書いてあったり、敬語の間違いや二重敬語など枚挙にいとまがない
やっぱりBLレーベルってしょせんラノベレベルだからな
作家のほとんどは自分より若いだろうし……と思ってたが今日ほぼ確実に自分より年上の作家さんの本で二重敬語にぶつかった
私は15年あまりも腐を離れていたのだが、その作家さんの文章昔よりかなり劣化した気がする
当時は読ませる勢いがあってキャラも立ってたのに、キャラが『すこしふしぎ』系なのは作者が年を取って若い男性のリアルな生活に疎くなったのを誤魔化す目的じゃないかと思うが
文章も妙に散文的
作家歴が長いのに『ベテラン』と呼び難い作家って大概が散文ポエム調になるのはなぜなんだ
才能があるBL作家さんの多くが一般商業に行きたがるのも無理ないわ