萎え

二次。受けは学生で将来は航空機のパイロットになるのが夢だがまだ専門の勉強や訓練を受けているわけではなく
「なれればいいなー」程度の漠然とした希望に過ぎない、というのが原作の現在時間軸での話
その二次はそこから少し経って受けがパイロットの訓練校への進学を希望するのだが
片目の視力が無いことを理由に入学を断られ絶望する、という展開だった
たしかに受けは原作でも病気なので普段片目に眼帯を着けて過ごしてる
しかし、その病気は目の病ではなく中二の病であり
注意して何かを見なければいけない時とかに眼帯を外してる場面が何回もあるし
他人に目の病なのかと訊かれて設定を説明しようとするが
友人に目ではなく中二の病だとバラされて怒るみたいな茶番がお約束になっている
たぶんその二次の書き手は受けの眼帯が中二病ファッションだと知らないのではなく
「もしも受けの眼帯が中二病による物ではなく本当に目の障害や疾患による物だったら」
というパラレルとして書いたのだろうと思うのだが
何の前置きもなしに原作ではギャグな設定を無理矢理シリアスにされても寒いだけだなあと思ってしまった