命がけで客を拾いながら萎え

調教三角関係もの
やむにやまれぬ事情から男娼に墜ちることになった受けは、幼なじみにして裏社会の調教師であるAと
Aが所属する組織の跡取りだが裏家業のことを知らなかった青年Bに調教されることになる

一日目の午前中、受けはAにじっくりと言葉責めと前戯をされすっかり快楽を覚え込まされる
(「明日はもっと太い張型入れてやるよ」みたいなことをAに言われる)
午後、調教に現れたBは午前の調教の余韻に震える受けの姿にたまらず襲いかかり、ごめんと謝りながら受けをガン掘りで受け大出血の処女喪失
翌日午前はBのターン。昨日の情交の痕が生々しく残る受けに欲情し、ごめんと謝りながらのっけからイラマチオからのガン掘り
午後から現れたAは言葉責めをしつつボロボロの受けを洗ったり*から精液を掻き出したり治療したりしてから、意識を失った受けをベッドに寝かせて立ち去る
このような「Aに慣らされごめんと謝られながらBにガン掘りさへAに後始末される」調教生活がしばらく続くうちに
受けは「この地獄のような生活で唯一人の愛に触れることができた」とBを好きになる
Bも日夜受けをガン掘りするくらい好きだったのでめでたく身請けしてゴールイン

実は最初から受けを好きだったAは
「受けを愛する気持ちと職務の狭間で苦しむがあまり、つい受けを苛めてしまっていた」
ことを後悔するが
「Aにいくら酷いことをされても、Bがいたから僕はこの地獄を生き抜くことができた…」
と言ってはにかむ受けを見て、受けの気持ちは完全にBにあることを悟り組織を去ったが
抜け忍狩りみたいな目に遭って死んだ

「Aは自業自得ですね……」みたいな作者のあとがきを横目に
これ正直Aがいなきゃ受けは死んでたんじゃないかな……と萎えた