萎え

ハイファンタジーが原作の二次だったのだが、受けと攻めと同じ陣営の仲間のあるキャラが
突然「今は便利な物があるんだよ」とか言って
「自分の持っている石板に向かって伝えたい内容と送り先の相手を思い浮かべると、相手の石板に伝えたい内容が文字になって浮かび上がる手のひらサイズの魔法の石板」
なるものを取り出した
原作では魔法は使うのが難しいため衰退する一方であり今ではほとんど失われてしまった非常に珍しい技術という設定で
受け攻めの所属陣営とは縁遠いものなのに
受けと攻めと仲間たちは「へー便利だねー」くらいのリアクションで受け取ってすぐに平然と使いこなしだした
ついでに、原作では受けと仲間の一人は文字が読めないという設定も描写もあるのに、受けもその仲間の一人も何の説明もなく文字を読んでいた
世界観とかについての事前説明の明記とか全くなかったけど、これってパラレルだよな。と思った

同じ作品の別の二次長編
中盤で、突如登場人物たちが「クリスマス」を意識して浮つきだし
最終的にはツリーを飾ってサンタのコスプレをしてパーティーして「メリークリスマス」とか言う奴まで現れた
しかし原作は異世界が舞台なので当然キリスト教は存在しない
宗教は出てこなくもないがシャーマニズム的な雰囲気のものでありキリスト教とは全然雰囲気が違う
やっぱり世界観とかについての事前説明の明記とか全くなかったけど、これってパラレルだよな。と思った