触手なり茶しながら苗植
現在もまだ完結していない原作の二次創作BLのシリーズもの二作目
一作目にも二作目にも注意書に登場人物の親族(原作では触れられていないがたまに明らかになる)を捏造とあった
一作目確かに受け攻めの恩人みたいな人の実家が何代か前まで漁師をしていたとか
攻めの先輩が実家が自営業をしてて〜親がうるさくて〜みたいな程度の捏造がちょこちょこあったけどストーリー本筋には大した影響はなく受けと攻めの可愛らしい関係性やらすごく萌えるしまったく気にせず楽しんで読んでた
楽しみにしてた二作目で突然受け(実家の家柄が良い)の兄妹やその両親やら出てきた
確かに原作では一切触れられてないがこれから語られそうな雰囲気もあるのでモヤモヤしつつもまぁ多少はいいか…と受け入れながら読んでいた
しかし読み進めるととにかく複雑なご家庭だった
謎の超能力を持つ姪や異母兄弟だったり何なら今まで秘密にされてた受けの双子の妹やらで出来て
最終的には受け攻めがボケーっとしてる間に受けの兄妹と義理の姉と父と母で殺傷アリのドロドロ愛憎劇が始まった
実は姪が妹で義理の姉が母で甥は近親で兄はホモで父は殺されたり死んだはずの父の前妻が生きてたり全てを知る家政婦が出てきたりあーもうめちゃくちゃだよ〜となって最後は受けの双子の妹が家を出て幸せに暮らしてる姿を受けと攻めが優しく見守ってハッピーEND
10万文字近くの大作だったがほとんどが華麗なる一族のドロドロ愛憎劇で私は一体何を見せられたんだ?と思いながら作者さんには申し訳ないが萌えは萎んでいった
せめて兄を当て馬にするぐらいはしてほしかった