百目鬼も無関心を装ってたいがい口と行動が繋がらないことしてるけど
(わざわざ風呂に着替え持ってくる、わざわざ昔の2人だけに通じる話をする、わざわざ淫乱を揶揄する、なのに自分と寝るよう煽って仕向けようとする)
あれ矢代の反応を見てるんだよね
自分のひとことひとことに動揺する矢代を観察して自分への気持ちがどれぐらい残ってるかを注意深く確かめてる様子
百目鬼もストレートに想いをぶつけて拒絶されるのが怖いんだと思った

矢代は矢代で百目鬼の矛盾を突き詰めて百目鬼の気持ちがはっきりしてしまうのを心底怖がってると思う
もし百目鬼が自分をもう愛していないと確信できてしまったら、壊れてしまうから
壊れる前に目を瞑って百目鬼から逃げようとしてる
俺だけがまるで…ってとこで心臓ぎゅっとなる