やさしい気持ちでスルーしながら萎え

攻め×攻めを謳う作品(便宜上A×Bと書く)
Aはタチ相手にタチになるのが至上の喜びだというタチ食いのバリタチ
ある時普段別の地域に暮らしてるBを発見し抱きたいと思うもBもタチなので一筋縄で行くはずがない

しかしAは「だがそうでないと燃えない。一歩間違えば自分が押し倒されるというスリルを味わいながら男を口説き落とすギリギリの駆け引きが云々」とか
「これまでの経験を総動員してどうやって落としてやろうか思案するこの瞬間がたまらない」
みたいなことを色々考えてからBに声を掛ける――が
どうやって口説き落としたかっていうとBに声を掛ける直前にバーテンに金握らせて薬物混ぜたカクテル作らせるっていう駆け引きもクソもないもの
結局801薬盛られて前後不覚+*が疼くようになってしまったBをAが美味しくいただいて完

Bが「こんな薬に頼ろうとするなんていけない子だ」って逆にAを押し倒してくれる展開を幻視する程度には萎えた