原作を基にして製作された乙女ゲーム内の受けが寿命が尽きて死んだら、BLの女神に「未練が
あるだろ」と無理矢理ゲームの最初からやり直しさせられるという二次創作

原作が現代のアメリカのハードボイルド物だったのがいかにもなファンタジー王国での学園物に
なったのも驚いたが、一番衝撃だったのは何の説明も無く若い受けが女体化してた上に40代で死亡
そして、アメリカ並みの覇権国家の次期王様予定の攻めを暗殺した弱小国家の国民Aの弟と結婚・・・
え、覇権国家の跡継ぎ暗殺したら弱小国家は報復されて当たり前だし、最低でもAの一族皆殺しでは?
確かに原作では攻めは最終回で殺され、続編で受けが攻めの死を受け入れるまで攻めを殺した男の
弟と一緒にいるけれど、弟は受けに振られた女の子とくっついたはず・・・

納得出来ないながらも読んでいたら、攻めは受けと恋に落ちたために暗殺される隙が出来たため、
受けは今度は攻めとは恋をせずに本来の婚約者との結婚を目指していた
原作で攻めに一番信頼された部下を婚約者役にするのかと思ったら、原作での攻めの親友も敵役も
女体化して攻めの結婚相手候補として登場
困惑していたら、最終的になんと受けが薬で男体化したために婚約者は「男は無理」と婚約破棄
攻めもゲイじゃないけど「ゲイなんで女との結婚は無理。男の受けと結婚します」と言って大団円
(次期王様は攻めに劣る実の兄がなる事になり、攻めの暗殺もいつのまにか無くなっていた)
ああ、だからBLの女神なのねとやっと納得出来たが、攻めと受けが結ばれるためには原作をここまで
跡形無くしなくてはならないのかと思ったら萎えた