突然懐かしい香りを漂わせ始めながら二次萎え

原作では攻めも受けも20代前半のカプだけど二人を30代前半設定にした現パロを書くことが多かった人の作品

その人はかなり速筆かつ多作だったんだけど少しずつ少しずつ
「受けは保育園の頃は聴覚過敏気味で髪を伸ばしていた。なぜなら耳元でハサミの音が聞こえるのが怖かったから。
それで女のようだと笑われたりもしたけどある男子(攻めではない)が庇ってくれてそれが初恋になった」
みたいな妙なリアリティあるオリジナル過去設定が増えていったり(そして複数回出て来る)
「プライベートでは実はこんなものだ」とプライベートでの口調や服装が原作設定と変わっていき
最終的に「受けが35歳になる話」(フェイク)のあとがきで「実は今日僕も35歳になりました。いつの間にか受けは自分にとってもう一人の自分のような存在になっていました。今まで隠してましたが僕は腐男子です」
みたいな語りが出現し
突然受けの着ぐるみの中から知らん男性がニュッと出てきたような気持ちになって萎えた