小中先生の 異世界チートで転移して、訳あり獣人と森暮らし

読み始めは無理矢理異世界に召喚されて始めのうちは苦労もあったけど、チート能力で楽しく暮らしてます的な話かと思ったら、1人森の中で穏やかに暮らしてる今の生活に至るまでの苦労や葛藤が結構ズシっと重くて可哀想だった
でもそこが人間らしくて良いというか物語に重みをもたせていて、攻めと攻めの弟の為に力を貸すにしても人を殺さないだとか、現代日本人らしい倫理観も生きてて良かったなあ
最後の締めくくりも第三者による語り部が綴っていて、建国神話のようなのも好みだった