読み終わったとこだけど個人的にはすごく良かった
一穂さんの作品の中でも好きな方だと思う
関係性が変わってくるのが40%過ぎからでエロに至っては後半のみだけど、そこに至るまでがゆっくりじっくり描かれていたぶんカタルシスすらある
最終的にどうまとまるのかハラハラさせられたものの、そうきたかーというハッピーエンド
田舎の嫌な空気感に関してはちらっと出てきただけで期待ほどではなかったな
ドロドロ因習とかあったら美味しいけど、まあそういう作風の人ではないしね
むしろ就職氷河期の就活描写が息苦しくなるくらいリアルっぽかった
さすがふったらどしゃぶりのセックスレス描写で窒息させられそうになった作家さんだけあるわ
あと挿絵は読んでるうちにだんだん慣れてきたのか意外と味わいがあったよ!