皇居の警備や皇族の警護にあたる皇宮警察本部の護衛官が、女子児童のわいせつな動画が入ったDVDを所持していたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検されました。
警視庁が摘発したDVDの販売業者の捜査で、購入していたことがわかったということです。
書類送検されたのは皇宮警察本部の護衛官で30代の巡査部長です。
警視庁によりますと、巡査部長は、女子児童のわいせつな動画が入ったDVDを所持していたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。

警視庁がことし5月、児童のわいせつなDVDをインターネットで販売したとして業者を逮捕し顧客についても調べたところ、巡査部長が購入していたことがわかり、自宅から複数のDVDが見つかったということです。
警視庁によりますと容疑を認めたということで、すでに依願退職しました。

この業者からはおよそ7000人が児童のわいせつなDVDを購入していたということで、警視庁の警察官や警察職員も同じ容疑で書類送検されています。
警視庁などが購入者についてさらに調べています。