2つめの問題点は、あるファイルを任意のクラウドストレージのフォルダーに入れたいのにもかかわらず、システム上、強制的に別のクラウドストレージ等に格納してしまうこと。
また、普段Dropboxで一元的にデータを保存しているけれども、システム側がGoogle DriveやOneDriveなどに保存するように強制してくるファイルが存在するということ。
本来ならば、Dropboxに統一させてファイルを保存させ、管理をしておきたいわけです。
ただ、前述の状況になってしまうと、自分の中でのファイル管理ルールが破綻してしまうわけです。
このクラウドの強制というのは本当に厄介で、これによってフォルダー管理の限界が不可抗力的に出てきてしまうと考えています。

分類をただひたすらにフォルダーを垂直的に階層化していくと、検索性もそれにつれ悪くなりますし、管理自体も面倒になってきます。
しかも、問題点で話した積集合的なファイルに関する管理の解決はできないまま。つまり、垂直的な分類だけではファイル管理は完全ではなく、水平的な分類を用いて補完する必要があるというわけなのです。
簡単に言っちゃうと、ファイルアクセスの関するフックを『タグ』という形で追加する感じなんだよねー。

解決方法
このフォルダー管理の限界説の解決方法…それは、ファイラーの『タグ』を利用することです。
実はMacにもWindowsにもファイルタグの概念が存在する