村西とおるブログより
http://blog.muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi?no=135
映像など1カットのカットの継なぎの余裕さえあればいくらでも
嘘がつける世界でございます。ギャラも通常の2倍近くはかかり、
性病の検査やスペルマの量などにもなにかと気を使うことが要求される
「真性中出し」の作品は、苦労の割にはむくわれることが少ないものです。
第一ファンの皆さまでも、本物の「中出し」であるなどとは心の底では
信じていないのでございます。が彼等は愚直なのでございました。
愚直なまでに近道を行くことなく本物にこだわり何倍の距離を走ることを
嫌わず、ゴールをめざしてひたすらに走り続けてきたのでございます。
「嘘をついてまで金儲けをしたくない」
という、まことにもって業界の宝ともいうべき純な信念の持主の集団でございます。
そこには業種は違っていても、今日の日本経済の礎となった「職人魂」を感じられて、
久しく感じることがなかった感動を覚えたのでございます。